2日目は夜遅くまでアイヌコタンのショーをハシゴした一行。
早くも最終日を迎え、名残惜しさを感じる間もなく、この旅行最大のハイライトを体験すべく朝のパッキングを済ませ、ホテルをチェックアウト。
最大のハイライトとは、釧路湿原国立公園でタンチョウの飛来を観ること、です。
果たしてタンチョウを観ることができたのか?
釧路旅行最終日のスタートです!
アイヌコタンでお土産購入
すぐさま釧路湿原へ!とは行かず…
チェックアウト後、この日も、アイヌコタンへ。目的はお土産購入。
皆さんはお土産購入は旅行中のいつにしますか?
我が家では、最終日まで取っておく主義(なにそれw)なので、実際にアイヌコタンの各店舗に入るのはこの旅行中で初めてだったのです。
お土産ド定番である木彫りの熊をはじめ、コロポックルグッズ、アイヌ文様のキーホルダーや手ぬぐい、マリモグッズ等々、目移りしてしまうほど欲しいものがたくさん。
結局、1時間ほど店舗をハシゴして(次男くん、ナイス忍耐力!)、長男くんはマリモ形のカスタネットを、我が家は木彫りのコロポックルのオブジェを購入しました。
このコロポックルが秀逸!アイヌ伝統の「鎖彫り」で創られています。1本の木を削っていき、鎖を中心に2つに分けて創られている、その優れた技術力に「即買い」でした。また、「4人」のコロポックルが、ちょうど我が家「初の4人家族旅行」とも重なり、非常に気に入りました!
ちなみに、アイヌコタンでお土産を買うと、大抵の場合、お店の彫師さん(通常、各店舗に1名~3名程度)がその場で名前や日付を彫ってくれます。ぜひ、記念に自分オリジナルなお土産にしてもらってくださいね!
■ アイヌコタンで働く彫師さんの紹介サイトはこちら



釧路湿原国立公園
気に入ったお土産も購入できたので、いよいよ最大のハイライト、釧路湿原国立公園へ。
私が小学生のとき、国語の教科書に『釧路湿原とタンチョウ』(中村玲子著)という文章を読んだのを薄っすらと覚えていたのですが、それ以外は何の前知識、下調べなく現地に行きました。
みなさんは旅行前に旅行先についてどこまで予習していきますか?
私は、ザックリとした最低限の情報(観光地、立地、所要時間、子連れに適しているか、料金 等々)のみ集めておく程度に留めるようにしています。
なんでもかんでも準備段階でyoutube等で事前勉強してしまうと感動が薄れてしまう気がするので、このくらいのトーンで旅行を楽しむのが良いのかなぁと、これまでの経験を通じてそのように決めています。(体験を通じてさらに調べたいことが見つかればその時に勉強すれば良いわけですし)
さてさて、話は戻り、釧路湿原国立公園の方へ。
お目当てだった、タンチョウの飛来シーンは、残念ながら、30分の滞在で1度だけしか見ることはできませんでした。まぁ、見られただけでも良かったかも。
ただ、ちょうど日暮れ時に鉢合わせることができたのは本当にラッキーでした。雄大な湿原を一望したときには、「あぁ、釧路にきて良かった(感嘆のため息)」と、シンプルに胸に響きました。
「とにかく広い!」
「圧巻のスケール!」
「美しい!」
ため息が出てしまう「美しさ」でした。
夕日に照らされる雌阿寒岳と広大な湿地地帯。そして、時より聞こえるタンチョウの鳴き声
真っ先に思い浮かんだのは、「アフリカのサバンナ」や「オーストラリアのエアーズロック」でした。(行ったことないのであくまでイメージですが)
さすがは日本最大の湿原地帯!圧倒されました…。




天空の湯
釧路湿原を後にし、レンタカー返却までの間に1箇所立ち寄ったところがあります。
それは、「ホテルグローバルビュー釧路」さんの「天空の湯」です。
立派な天然温泉でありながら、日帰り入浴も可能だそう。何よりここの白眉は、「家族風呂」があることでしょう。
早速、ホテルに電話してみたところ、家族風呂は、日帰り入浴のお客さんにも解放されており、ラッキーなことにこの日は「空きあり」でしたので、向かいました。
フライト前の入浴タイム、しかも家族風呂は、子連れ客には最高条件です!
19:35釧路発のフライトで、家に着くのが23:00近くなるのを考えると、子どもたちをフライト前にお風呂に入れておく必要があったので、本当に助かりました。
4歳、0歳の子どもを入浴させるには、二手に分かれ、かつ順番に交代する必要があります。そのため、普通のお風呂屋さんに行ったとすると、時間は通常の2倍かかりますが、家族風呂であれば、一度に家族全員で入ることもできるので、大幅な時短、大助かり!!!
大人ひとりあたりバスタオルとハンドタオルのセットが付いてきます。
浴室内にはシャンプーやボディーソープも完備されており、個室には乳液や化粧水類も、そして飲み水まであります。
それでいて、個室料金なしで大人ひとり「1,000円/hr」は破格です!!!
子どもたちは「タダ」でしたので、1hrの滞在で合計「2,000円」で済みました♪
営業時間 13:00~24:00(最終受付22:00)
TEL 0154-32-1126(「天空の湯」大浴場フロント)
料金 ご利用時間:1~3時間
料金は天空の湯スタッフにお問い合わせください。
備考 完全予約制


最後に
「天空の湯」のおかげでスッキリした状態のまま、レンタカー返却、釧路を後にしました。
羽田に到着したのは21:30を過ぎていましたが、長男くんも次男くんも、ご機嫌のまま家まで到着することができ、はじめての家族4人旅行(しかも0歳6ヶ月連れ)は、なかなかのソフトランディングで終えることができたかと思います。
以上、怒涛の2泊3日旅行記でしたが、いかがでしたでしょうか?
北海道旅行といったら、札幌、函館、旭川などが先行するかもしれませんが、この旅行記を通じて、釧路を目的地に加える方が増えれば嬉しいです。
正直、やはり、釧路は聞いていた通り、過疎化が進んでいる印象を受けました。
(平日行ったこともあり、有名店ですら閉まっていて入れなかったことも)
せっかく、良い観光資源をいくつももっていますので、少しでも釧路を訪れる観光客が増えれば良いなと思います。
ゴールデンカムイ、シャーマンキングなんかを読んでいったら、より一層楽しめると思いますよ!
ここまで読んでくださりありがとうございましたー!^^
ゴールデンカムイ 1|集英社 ― SHUEISHA ―
『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!


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