トップが代わると会社が変わる

3番目のキャリア論

新代表のもと新年度がスタート

私の勤め先は外資系の会社ということもあり、10月が年度始まりです。
先日、その年度始まりのイベントとして、全社員が一同に集まりキックオフ会議がありました。

2025年の途中で代表が代わりましたので、今回が代表が代わって以来「初の年度始めイベント」となったのです。

大きな変化1-「情報の透明化」

そのなかで気づいた大きな変化がいくつか。

まず、「情報の透明化」が加速した、ということです。

多くの企業では普通のことだと思いますが、私の企業では過去に社員に対しても「数字」を開示してこなかったのです。複数の事業を行っていること、また、その事業レポートラインがそれぞれ国を跨いで異なること、そして何より日本はあくまで一拠点でしかない(本社はアメリカ)ので財務開示義務が無い、ということが原因だと思われます。

ところが、そのイベントで初めて、自分の会社の「売上高」や「利益」を知ることができました。

「数字を知ってどうなるの?」

と思われるかもしれませんが、やはり、勤めている以上、勤め先の状態を知っておきたい(近年の伸び、過去と比べて今どのフェーズにあるか、どこの事業が儲かっているのか等々)のは、ある程度のサラリーマン歴がある方ならご理解いただけると思います。

大きな変化2-「部門を越えたシナジー」

イベント中で面白かったのは、事業部門を跨いだ「社員によるトークセッション」です。

事業部門を越えたコラボ事例の共有というだけでなく、そもそもキックオフイベントに社員が登壇する、ということ自体がリーダー陣と一般社員陣のシナジーを感じることができました。

最近では、リーダー陣はそのイベント以外にも、若手社員向けのイベントや、インターン生のイベント等々にも参加する機会が増えてきているので、これも代表が代わったことによる変化なのだと理解することができました。

外資系企業における代表の役割

これまで20年以上、代表は日本人以外が勤めてきていたので、今の代表は久しぶりの日本人代表になります。「外資系企業にもかかわらず、日本人代表ってどうなの?」と思うかもしれません。私も初めはそのように思っていました。

ところが、そのイベントを通じて感じたのは、外資系企業とはいえ、日本の支部である以上、日本人の代表が就いた方が「色々とスムースにいく」という、ことです。

もちろん、本国との調整、日本国内にいるリーダー陣の纏め等、においてはアメリカ本国から来た人の方が適する場面もあるかと思いますが、少なくとも、一社員からみると、「親近感」はより感じることができました。

「私の掛け声に合わせて「おーっ!」をお願いします!」

なんて、とても日本的だと思いませんか?笑

それぞれ一長一短あるかと思いますが、私自身は、新代表についていきたい!と思いましたし、
会社が良い方向にいくことを願っておりますので、良い年度になればと切に思います。

それにしても、トップが代わると、会社は大きく変わるものですねー。

(3カ月連続投稿チャレンジ16日目)

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